CO-CREATION ARCHIVE · 04 / TRACES

「同じパーツ、違う暮らし。」
使い手それぞれの記録。

工房が仕立てた形は、あくまで「最初の答え」にすぎません。棚板を1枚足してみたり、配管の向きを変えてみたり、日々の手触りの中で静かに艶が深まったり。それぞれの家でどんな「暮らしの跡」が生まれているかを記録・紹介する場所です。

玄関隙間のR-02組み立てキット設置例
CASE 01 東京都 · 戸建て住宅

玄関の18cm隙間と鍵の定位置

道具・パーツ構成 R-02(組み立てキット) + M-01(磁気キーフック)

「玄関の下駄箱横にある幅18cmのわずかな隙間に収まる台を探していました。自分で組み立てるキットを選び、配管の向きを壁の角に合わせて微調整。側面の鉄管部分にM-01の磁石フックを取り付け、自転車の鍵と文庫本の定位置にしています。片手で本を引き抜いても本体がずれません。」

ATELIER NOTE配管の金属面をそのままマグネット吸着面として活かされた素晴らしい工夫です。自重約1.46kgの低重心設計が狭小空間での安定を支えています。
ローボード上のR-02とLPレコード
CASE 02 神奈川県 · マンション

夜の読書灯とレコードスタンド

道具・パーツ構成 R-02(完成品) + M-02(真鍮プレート)

「寝る前に開く詩集と、その週に聴くLPレコードのジャケットを立てています。焼杉の深い黒と真鍮のアクセントが、間接照明の暖色光に静かに馴染みます。平滑に研磨された底面と適度な自重で、無垢材のチェストにも安定して収まっています。半年間の乾拭きで、炭化層に落ち着いた艶が出てきました。」

ATELIER NOTE半年を経た経年変化の様子をご報告いただき感謝いたします。水拭きを避け、乾拭きを重ねることで木肌本来の深みが増していく様子が伝わります。
キッチンの石膏ボード壁に設けたW-04
CASE 03 京都府 · 賃貸アパート

賃貸の石膏ボード壁に設けた珈琲棚

道具・パーツ構成 W-04(壁掛け棚) + Jフック交差ピン留め

「賃貸のため大きなネジ留めができず壁掛けを諦めていましたが、手引きに書かれていたφ0.9mmの交差ピン留め(Jフック)で設置しました。珈琲ドリッパーやキャニスターを載せてもまったくぐらつきがありません。朝一番の珈琲を淹れる動線が整いました。」

ATELIER NOTE手引きで検証した0.9mm細針の耐荷重実測を、日々の暮らしの中で実践してくださり心強いです。生活動線に自然と溶け込んでいます。